徳島県の高校受験情報

徳島県の高校受験概要

高校受験の入試日程や受験トピックをご紹介します。

【一般入試】

以下の流れで合格者が決定されます。
1.調査書195点満点と本試験500点満点で相関表が作られます
2.調査書で上位80%かつ本試験で上位80%にいる受験者を面接等で総合的に判断し一次選考での合格とします
3.二次選考に回った者のなかで総合的に判断しての合否を出します

このように一般入試の合格発表は1回でまとめて発表されるものの、内訳では2回に分けて合格・不合格を判定しています。一次選考で合格するのがもっとも安全です。

なお、一般選抜の学力検査は各教科100点で合計500点を基本としますが、各高校・学科の特色をより反映させることができるように、各高校で傾斜配点を採用することが可能となりました。傾斜配点を採用する高校と配点は徳島県教育委員会公式ページからご確認ください。

【育成型選抜】

他都道府県でいうスポーツ推薦入試にあたります。
2023年度入試より、特色選抜から育成型選抜(活動重視枠、実績重視枠)による選抜に変更されます。育成型選抜では、これまでの運動分野に加え、文化分野や各高校のスクールポリシーに関連した分野での募集も行われます。阿波人形浄瑠璃や阿波踊りといった指定分野での募集も予定されています。

育成型選抜では、調査書、活動記録、学力検査の成績、各高校において実施した検査の結果を資料として選抜されます。学力検査は検査Ⅰ(国・社・英)、検査Ⅱ(数・理・英) での実施から変更ありません。

公立高校入試の傾向と対策

英語・数学・国語・理科・社会の5科目について、前年度の出題傾向と対策方法を紹介します。

英語

リスニング含めて50分の試験で大問7題構成(大問1~3:リスニング、大問4:短い対話文、大問5:やや長い対話文、大問6・7:長文読解)。長文読解は、内容理解、空所補充、英作文などバランスよく出題されます。選択肢の正誤を問うものだけでなく文章全体の要旨を問うようなものもいくつか出題されているので、流れを押さえて読める力を身につけておきましょう。英作文は、文章をもとに答えるものと自分の考えを書くものが出題されています。正しい文法で英文を書く練習をするとともに、英文の基本的な書き方を押さえておきましょう。

数学

大問5題構成。
大問1は計算問題や公式を覚えていれば解ける基本的な問題ばかりですが、配点が4割と高いため高得点をとれるように演習が必要です。
大問2以降は難易度が上がります。近年の大問3などは長文の読み取りと情報の整理が難しく、数学的な計算の難易度以上に文章の読解に苦労する問題が増えています。式を立てる事ができれば、計算が煩雑になることは少なく、そこまで難しくはありません。問題文の読み取りと、立式までの過程を大事にすることで高得点が狙えるでしょう。

国語

大問4題構成。
試験時間は作文も含めて55分なので、時間配分に注意しましょう。作文では、減点されないように正しい日本語や原稿用紙の使い方に注意しましょう。
評論文・小説については文章量が多いため早く正確に読む訓練が必須です。
今年度の古典では漢文が出題されました。古文・漢文両方の基本ルールを学んだうえで、評論や現代語訳を参考にしながら読解できるようにしましょう。

理科

大問5題構成。
実験からの考察を問われる問題が多く、一問一答形式だけでは対応しきれない問題が多くなっています。普段から教科書や資料集に載っている実験について、目的や考察をしっかり押さえておきましょう。
基礎固めを早めに終えたあと、実験から図表を読み解く問題を多く解いて慣れておく必要があります。また、実験にからめた計算問題も出題されるので、公式を覚えるのはもちろん、普段の授業から実験に積極的に参加し、理解を深めておきましょう。

社会

大問6題構成。地理2題、歴史2題、公民1題、総合問題1題という構成です。
地理は図表の読み取りに慣れていないと苦戦してしまいます。早めに用語や基礎知識を固めて実際の問題で演習を積むようにしましょう。
全体的に記号問題の配分が大きい傾向にありますが、記述式の問題もあるため、しっかりとした知識基盤が必要になります。

私立高校入試の傾向と対策

志望校の入試傾向に合わせたカリキュラムで学習することが、
受験合格までの第1歩です。
代表的な学校について、入試の出題傾向と対策法をご紹介します。

徳島文理高

1クラス分の約30~40人程度の生徒が外部進学で入学していましたが、年々内部進学生の割合が増えています。現在の入学条件では同学年の新高1生の応用クラスくらいの学力が求められています。そのため、中学内容だけでなく高校1年生までの内容についていけることが合格の条件になってきています。

生光学園高

併願先として受験されることが多い学校です。問題の傾向として、基本問題に重きを置いた上で、標準レベルの問題が続き、一部応用も含まれるという様々な難易度の問題が出題されます。
普通科の合格ラインについては、合格率が非常に高いため、特別な対策はあまり必要ありません。学校の基礎分野の復習はしっかり行いましょう。全体的に復習するのが難しい場合、一つの単元や系統、時代や地域などを完璧にしておけば、一つも解けないという可能性を下げることができるでしょう。
一方特進では、基礎レベルは当然ながら、標準レベルの問題も含めてテストでかなりの高得点を取る必要があるため、正答率が50%を超えるような問題は必ず正解できるようにしておく必要があります。全体的に公立高校の入試問題と比べると易しいのですが、この問題レベルに油断しないようにしましょう。

神山まるごと高専(2023年4月開校)

2023年4月開校予定の「神山まるごと高専」は全寮制の私立高等専門学校(5年間の一貫教育)です。「テクノロジー×デザイン×起業家精神」をコンセプトとし、ソフトウェアを中心としたテクノロジーや、UI・UX・アートなどに関連したデザイン教育と、起業家マインドを育成する教育を実施するカリキュラム予定となっています。
国内外のIT企業や起業家個人などからの長期的な寄付や基金からなる、返済不要のパートナー奨学金制度により、一期生については年約200万の授業料が卒業まで無償化になることが発表されています。
入試では、マッチングを重視するとしており、様々な方法で判定が行われます。

■推薦入試
募集人数:約12名
評価方法:
 一次試験:書類審査(調査書、推薦書、課題レポート)
 二次試験:ワークショップ、面接

■一般入試
募集人数:約28名
評価方法:
 提出書類:調査書、課題レポート
 一次試験:学力試験(数学・国語)、小論文 ※オンライン入試
 二次試験:ワークショップ、面接

トライでは上記の学校以外にも、
各学校別の受験対策カリキュラムを作成し指導しています。

指導対象校一覧
城東高、 城南高、 城北高、 城ノ内高、 徳島北高、 徳島市立高、 城西高、 城西高神山校、 徳島科学技術高、 徳島商業高、 小松島高、 小松島西高、 富岡東高、 富岡西高、 阿南光高、 那賀高、 海部高、 鳴門高、 鳴門渦潮高、 板野高、 名西高、 吉野川高、 川島高、 阿波高、 阿波西高、 穴吹高、 脇町高、 つるぎ高、 池田高、 徳島文理高、 生光学園高、 香蘭高、 阿南工業高専、 神山まるごと高専(2023年4月開校)

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徳島県の高校偏差値一覧

  • 公立高校一覧
  • 国・私立高校一覧
偏差値共学男子女子
72徳島市立(理数)
71
70
69
68
67
66
65城東、徳島北(国際英語)、城南(応用数理)
64
63
62
61脇町
60城南(普通)、城ノ内、富岡東
59富岡西
58池田(探求)
57
56徳島北
55阿波、徳島市立(普通)
54城北(理数科学)
53
52
51
50富岡西
49池田
48城北、海部
47徳島科学技術(総合科学類、機械技術類、電気技術類、建設技術類)
46富岡東 羽ノ浦校(看護)
45小松島、鳴門、名西
44徳島商業(情報処理、会計情報、商業)
43
42富岡東(商業)
41つるぎ(電気、機械、建設)、徳島科学技術(海洋科学類)
40穴吹、阿南光(産業創造)、阿南光(機械ロボットシステム、都市環境システム、電気情報システム)、阿波西、池田 三好校(食農科学、環境資源)池田 辻校(総合)、板野、海部、海部(情報ビジネス)、小松島西(食物、生活文化、福祉、西商業)小松島西 勝浦校(応用生産、園芸福祉)、城西(生産技術、植物活用、食品科学、アグリビジネス、総合)、城西 神山校(地域創生類)、つるぎ(商業地域、ビジネス)、那賀(森林クリエイト)、鳴門渦潮(スポーツ科学、総合)、名西(音楽、美術、書道)、吉野川(会計ビジネス、情報ビジネス、農業科学、生物活用)
偏差値共学男子女子
76
75
74
73
72
71
70
69
68徳島文理(普通)
67
66
65
64
63
62
61阿南工業高専(創造技術工学)
60
59生光学園(普/特別進学)
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37香蘭(普通)、生光学園(普/普通)
36生光学園(普/体育)
35
34
33
32

(トライ教育情報センター調べ)

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