岩手県の高校受験情報

英作文問題が多く、5語程度の短いものから15語程度の長いもの、さらに語数の措定がないものまで多様に出題されます。普段から単語の語彙を増やすことに加えて、正しいスペル・文法で書く練習が必要です。
リスニングは配点が3割あります。普段から聞き取りの練習を行って高得点を狙いましょう。筆記では対話文、物語文、データの読み取りを含む論説文が出題されます。文章内容を読んでの適語補充・内容一致・英作文の出題が主となっていますので、長い文章でも正しく読み取るための練習を行いましょう。

大問1～3は基本計算と基礎知識を問う問題で、配点は28点です。完答を目指すためにも基礎の計算練習を早い時期から行いましょう。
例年、図形・確率・連立方程式などがよく出題されています。入試改革の影響もあり、近年ではそれらに加えて図表読み取りの問題が増えています。問題数が多く問題文も長いため、限られた時間の中で必要な情報を正確に読み取り、立式や計算に活用する思考力の練習が必須です。早めの基礎対策と文章題への十分な対策必要です。

小説文、漢文を含む説明文、俳句鑑賞、資料読解と作文の4題構成で出題されました。
大学入学共通テストを意識したような、資料やイラスト、図解を利用して解く問題が多く出題されています。資料を読み取って自分の意見を書く問題も出題されるため、資料を読み取ったり、自分の考えを整理したりする練習が必要です。文章が長く記述も多いため、過去問演習を通して時間配分への意識も身につけましょう。日頃からいろいろな文章を読んでその内容を理解し、自分の言葉で説明できるようにしておくことも効果的です。

大問1で全単元から万遍なく基礎知識の確認問題が出題されます。極力苦手分野を克服し、基本を大切に学習を進めていくことが重要です。大問2以降については1分野についても2分野についても思考問題、計算問題が非常に多くなっています。それぞれの分野について暗記ではなく、実験結果や法則の原理を理解する学習を心掛け、応用力をつけることが必要です。

資料やグラフ・地図などから読み取る問題が増えています。世界地図に関しては年度によって出題の図法が変わるためそれぞれの地図図法の特徴を覚えておくことが大切です。ただ知識を問うだけの問題は非常に少なく、様々な分野の知識を活用して解く問題が多いです。各単元を断片的に覚えるのではなく、地理であれば気候とその特徴、歴史であれば時代の流れといったように、知識を関連付けて覚えておきましょう。