栃木県の中学受験情報

【傾向】
首都圏中学との併願を前提とした出題傾向です。
算数では、鶴亀算・旅人算・植木算といった特殊算が、毎年出題されます。
国語・理科・社会は、問題数が多く、問題を解くスピードが求められます。
一方で、単純な知識問題よりも、結果や過程の考察や意図の推測など、いわゆる思考力を求める問題も出題されます。

【対策】
まずは教科書レベルをしっかり定着させましょう。
その上で、中学受験用の問題集を使い、量質ともに充実した学習を進める必要があります。
とりわけ算数は難度が高いですので、過去問を踏まえた対策を行いましょう。

【傾向】
試験内容は適性検査と作文と面接です。
適性検査は融合問題で、多量の会話文や図表・グラフを読み込んで、解答を選んだり、記述したりします。
設問は、10問ほどです。
作文も、長い設定を読み、条件にもとづいて、600字程度で記述します。
情報を正確に読み取って処理し、的確に文章で表現する力が求められています。

【対策】
求められるものは『基礎知識と応用力』です。
教科書内容はしっかり身につけることは大前提です。
そのうえで、問題の意図を理解して表現する応用力が必要になってきます。
適性検査対策として、対策用問題集を使い、読むスピードを鍛え、適切に解答する訓練をしましょう。
記述問題の正誤は自分ではわからないので、周囲の大人に見てもらう必要があります。
また、主語述語・接続詞などの文法を、日常生活の何気ない会話で意識して練習するといいでしょう

【傾向】
国語と算数は、標準的な難易度です。
理科と社会は、一部、小学校の学習範囲外の内容が出題されます。
社会は地理・歴史・公民と分かれており、分野ごとの知識が求められます。

【対策】
教科書内容の定着は必須です。
過去問を確認し、中学受験用の問題集を使って、不足している知識を埋めていく必要があります。
4年生までに基礎知識を固め、5・6年生からは少しずつ複雑な問題にもチャレンジしましょう。