宣伝部
部長
慶應義塾大学
2012年入社
私はトライグループ全事業のプロモーション活動を担う宣伝部におります。配属されてから4年が経ち、現在は、主にデジタルマーケティング、広報、戦略立案を行っています。
宣伝の最終ゴールは、「より多くのお客さまに興味を持ってもらい、お問い合わせをいただく」ということ。そのために、どんな人に、どんな方法で、どのようなことを伝えるかを判断するためにはお客さまのニーズ、競合他社、さらには市場の動きを把握しなければなりません。たとえば、2020年度の教育改革によりプログラミング教育という市場が急速に拡大しています。そうなると、プログラミングという切り口で、マーケティング戦略を再設計しなくては、となるわけです。
広告代理店と一緒に仕事をしますが、任せきりにするということは絶対にありません。私たちはメディアのプロではないけれど、お客様と相対しているのは我々であり、教育のプロだということを自負しているからです。家庭教師のトライのプロモーションを実施する際でも、トライ式高等学院や社内の他事業部とのバランスも考えなければならない。だから広告会社からの提案をそのまま鵜呑みにすることもありません。
宣伝部での仕事の中で一番印象に残っているのは、宣伝部1年目で、役員会に提出する宣伝戦略の起案を担当したことです。問合目標の設定、媒体別の予算管理、目標達成に向けた媒体別戦略を考え、資料化。難易度の高い仕事でしたが、先輩や上司に助けていただきながら、完成させることができました。経営層の視点や考え方を身につけることができたと感じています。
また、他プロジェクトでは、大きな失敗につながりそうなところを、上司や先輩が解決に向け尽力してくれました。“トライは人”。そう確信できた経験でした。
そうやって見守ってくれる人がいるからこそ、スキルがなくても「まずはやってみよう」と前向きに取り組むことができる。取り組む仕事が増えれば増えるほど「量が質を生む」ように、スキルも上がり、多様な仕事に携われる。
結果、一番に身に付いたのは「自信」だと思います。自分の価値や可能性を信じることができるようになりました。これまで創業以来、マンツーマンにこだわってチャレンジを続ける中で、上司や先輩方も同じような挫折を経験しているはずです。そんな時、どうアドバイスしたらいいか、どういう向きあい方をすべきかが経験としてあるからこそ、アドバイスが的確なのだと思います。
社員数が1200人を超えていますが、現状に胡坐をかくことをよしとせず、ベンチャー企業のような社風は失われていません。それは「会社は大きなタンカーではなく、小さなモーターボートの集団たれ」という創業者の言葉が、各部署や社員に浸透している企業だからです。だからこそ、若手の意見にしっかりと耳を傾け、チャンスや裁量を与えるという社風なんだと思います。
そして、宣伝部の誇りたい事実として、クリエイティブの力は、教育業界の中で群を抜いていると思っています。CM好感度ランキングで、10年以上連続で上位に位置していることも、その証です。この圧倒的なブランド価値は宣伝部として守っていかなければならないことだと思います。さらに今後は、お客さまにもっと満足いただけるサービスを提供していくために、人が介在し、リアルな生の声を大切にしてきたトライグループらしいデジタルマーケティングの形を実現したいですね。
今の時代、先は不透明です。ですが、今後も企業として、個人として大きな価値を創出し続けていくことだけは、信念を持ってやっていきたいと思っています。
10:00 |
出社・メールチェック取引先企業からのメールと、全国各地の教室からの依頼内容を確認します。すぐに対応できるものは速やかにレスするのがモットーです。 |
---|---|
13:00 |
昼礼午前中の業務の進捗状況をメンバーで確認・共有します。 |
14:00 |
休憩 |
15:00 |
広告代理店と打ち合わせ広告代理店や制作会社も"チームトライ"の一員として、一緒に良いものを創り上げるのが、当社のスタンスです。最も力を入れるキャンペーン広告は春・夏・冬の年3回。 |
17:00 |
WEB広告代理店打ち合わせ検索エンジン・リスティング広告をはじめ、SEMの各種運用内容を確認します。 |
19:00 |
退社 |