愛媛県の高校受験情報

愛媛県の高校受験概要

高校受験の入試日程や受験トピックをご紹介します。

【一般入試】
試験日:3月7日(火)・8日(水)
選考基準:①報告書(調査書・学習成績等一覧表)135点 ②学力検査 250点 ③面接評価

【1次選考】
調査書から上位者90%が選定され、その中から学力検査の上位順に募集定員の70%を選抜する。

【2次選考】
1次選考で選抜されない全員に対して調査書と学力検査点および面接(A+B+C=500点満点)で総合的に選抜する。(定員の30%)
A:学力検査点 B:調査書点 C:調査書点のうち、5段階評定以外の内容(部活動、生徒会、各種検定なども含む)
面接評価 ※A:B:C比率は高校によって異なる

各学年3学期内申点(5段階評定)
 中1 5段階評定×9教科=45点
 中2 5段階評定×9教科=45点
 中3 5段階評定×9教科=45点
これを中1+中2+中3=135点満点で算出。 ※1次選考ではそのまま、2次選考では各高校別の比率に換算されます。

【推薦入試】
[選考基準]
①自己アピール書(志望理由など生徒が記入) 
②調査書(内申点、5段階評定以外も含む)
③作文または小論文(学校によって異なる)
④面接または集団討論または実技テスト(学校によって異なる)

①~④を総合的に判断して選考されます。学校、学科により基準は異なり、普通科進学校では②調査書(内申点)が重視されることが多いですが、特定の部活動で顕著な実績を挙げていれば合格することもあります。倍率も高いところでは2倍を超えることもありますが、受検機会が増えるので、志望校の選考基準をクリアできそうであれば、推薦入試も考えてみましょう。


公立高校入試の傾向と対策

英語・数学・国語・理科・社会の5科目について、前年度の出題傾向と対策方法を紹介します。

英語

リスニング含めて大問6題程度。
リスニング問題では、答えの選択肢を事前にチェックし、絵の違い、場所、理由など、何を聞かれるかの予想をたてておくことと、英文を聞くときに簡単にメモをとりながら聞くことの2点を意識しましょう。
対話文を題材にした並びかえ問題では、基本的な文法、単語について日頃から練習しておけば大丈夫でしょう。
条件付き自由英作文は点差がつきやすいためしっかりとした対策が必要です。できるだけ難しい表現を使わず、知っている表現を使って正しい文法で英文を書くことを優先しましょう。
読解問題は、内容把握・適語補充・適語選択・応答文選択など出題形式は様々ですが、語彙や文法などの知識を問う問題は少なく、内容理解の問題がほとんどです。語彙を増やすことで、読解のスピードが上がります。長文の大意を素早くつかめるように、コツコツと語彙を増やしながら、長文対策は時間をかけて行っておきましょう。

数学

大問5題程度の構成。問題の傾向としては、毎年大問1は計算問題がほとんどで、公式をあてはめるだけでほぼ完答できます。その分、1つのミスが痛手となりますので、丁寧な計算を心がけましょう。
式や計算等をすべて記述する形式の問題もありますので、途中式をきちんと書き、指定された答え方ができるようにしっかりとした練習が必要です。
また、規則性の問題や、関数・図形の問題は難度が上がっていきます。基礎力を十分につけたあと、問題集や過去問を解いて多くの応用問題に触れておくことをおすすめします。
証明は全記述式ですが、骨組み部分が書ければ部分点が与えられます。満点は難しくても部分点は練習すればとれますし、配点が大きいのであきらめずに挑戦してください。問題のなかには正答率が3%以下というケースもあります。1つの問題にあまり時間をかけすぎないように注意しましょう。

国語

構成は大問5題程度。
2000字程度の文章を題材にした読解問題では、適語挿入、内容把握、心情把握、語句の意味などが出題されます。一部、文法や語句問題も出題されるため、基本を押さえておきましょう。
記述問題も多く、時間配分にも注意が必要なので、説明的文章・文学的文章のそれぞれの解答目標時間を設定して訓練しておくことをおすすめします。
古文では、細かい口語訳や意味は出題されません。会話の主語が問われたり、理由説明や内容把握が中心となります。
作文は300~400字と長く、その分回答時間も長めです。原稿用紙の使い方の間違いや表記ミスは減点対象ですので、実際に何度か書いてみて、添削してもらうといいでしょう。

理科

大問5問構成。物理・化学・生物・地学といった各分野・中1~3年の範囲から幅広く出題されます。
文章中の適語を2択で答える問題が多いため、うろ覚えのものがあると苦戦してしまいます。理由を含めて理解して覚えるようにしましょう。
物理:実験操作の理由、作図などの問題も出ますが、計算問題が特に多く出されます。内容としては基本的な計算が多いため、問題を解き慣れておきましょう。
化学:グラフの読み取り、作成、実験操作の手順、器具の扱いなどは整理しておきましょう。原子記号や化学反応式、イオン式などはしっかりと暗記しておきましょう。
生物:観察の手順、操作の理由が出題されますので確認しておきましょう。また、単元によって計算問題が出ることもあります。問題集で対策しておきましょう。
地学:目新しい問題は少ないため、問題集や学校のワークで解けなかった問題は必ず解けるようにしておきましょう。

社会

地理・歴史・公民がほぼ均等に、計6題出題されます。
地理:日本地理では 地形の特徴、海流と気候、農業生産額、工業地帯・地域の工業製品出荷額のグラフなどがよく出題されます。世界地理の対策としては、地理(世界地理) 、雨温図(気候)の特徴、赤道・本初子午線が通る国々、北緯40度の国々などを地図帳で確認しておきましょう。
歴史:まずは時代の流れをおさえながら学習を進めてください。指定語句を用いた記述問題がよく出題されます。文章記述対策を抜かりなく行っておきましょう。
公民:政治単元では、憲法、国会・内閣・裁判所、地方自治などがテーマになることが多くあります。 経済単元では、景気の動向、為替相場などがよく出題されています。公民用語を問うだけではなく、統計表やグラフなどの資料の読解、思考をさせる問題も多く出題されます。

それぞれが単純に知識を問う問題ではないことが多く、語句を暗記するだけの勉強方法では得点源になりません。
基本事項の暗記理解は早めに行い、入試勉強の後半では図表の読み取り練習を行いましょう。

私立高校入試の傾向と対策

志望校の入試傾向に合わせたカリキュラムで学習することが、
受験合格までの第1歩です。
代表的な学校について、入試の出題傾向と対策法をご紹介します。

愛光高

5教科500点+調査書100点 合わせて600点満点
面接や作文などの試験は実施せず、完全実力型の入試です。

【国語】大問3題構成で、現代文2題、古文1題。論説文の内容も難解ですが、小説文に使われる語彙が非常に多岐にわたります。問題数も多いため、解くだけでなく時間配分もカギとなってくるので、取捨選択の技術も必須です。多くの文章に触れておくことと、読解速度の向上を意識しながら勉強しましょう。
【数学】大問6題構成。計算問題、図形、確率、関数、規則制、証明と幅広く出題されます。大問1~3までは一般的な難易度のため、ここで得点を稼ぐ必要があります。大問4以降の難易度が高いですが、確率が出題されるため、ピンポイントでの対策が可能です。大問1~3と大問5を得点源とし、放物線や立体などの応用問題への対策までできるとなお良いでしょう。
【英語】大問7題で構成。リスニング、長文、対話文、文法(3題)、英作文と満遍なく出題されます。長文は公立高校の1.5倍ほどの長さで、15~30字程度での説明問題が難しいです。設問数の多い文法問題で点を稼ぐことが重要です。
【理科】大問6題構成。生物、化学、地学、物理の全分野から出題。小問それぞれの難易度が高く、また問題数も多いため的確な時間配分が求められます。大問を1から順に解くのではなく得意な単元から時間を決めて解きましょう。
【社会】大問6題構成。地理、歴史、公民で2題ずつ出題。問題の6割が選択問題ですが、重要な問題は記述での解答が求められます。長文記述による解答はありませんが、設問自体が長文であることがあるため、正確に読み解く技術が必要です。

済美高

5教科の試験に加えて、作文と面接があります。入試形態は公立高校入試に近いです。

【国語】大問5題と作文で構成。現代文2題、漢字2題、古文1題。作文1題(400字)。
長文そのものの読解より、設問をヒントとした解き方が重要。漢字の「書き」は中学1年レベル、「読み」は中学3年までの範囲から出題されます。一般的な問題集とは出題様式が違うため、過去問に多く触れて慣れていくことが必要です。
【数学】大問7題構成。計算問題、方程式、作図、確率、関数、規則制、証明と幅広く出題されます。大問ごとに出題単元が異なるため、それぞれの大問の問1を落とさないことが重要です。出題範囲が広いため準備段階として、得点源となる分野等の範囲を広げていくことがカギとなります。
【英語】大問6題構成。リスニング、文法、会話文、英作文、長文と満遍なく出題されます。公立高校と出題傾向が酷似しているため、公立高校の対策をきちんとすることが合格につながります。特にリスニングは自分では対策のしづらい分野であり、なおかつ得点に占める割合も大きいため、きちんとした対策が必要です。
【理科】大問5題構成。生物、化学、地学、物理の全分野からの出題。基本的な問題が多く、小問もそれぞれ独立した問題が多いため、苦手な問題はとばすなどの技術を用いると全体の読解速度の向上につながります。
【社会】大問6題構成。地理、歴史、公民で2題ずつ出題。問題の6割が選択問題です。記述式の問題では漢字の間違いは不正解の扱いとなります。また、漢字で記入することを指定されることもあります。そのため勉強をしていく上で、音読のみの暗記に頼らず、苦手な単元こそ漢字を書いて覚える練習をしましょう。

トライでは上記の学校以外にも、
各学校別の受験対策カリキュラムを作成し指導しています。

指導対象校一覧
中予地区 愛光高、松山東高、松山南高、松山北高、松山西中等教育学校、松山商業高、愛媛大学附属高、済美平成中等教育学校、済美高、新田青雲中等教育学校、新田高、伊予高東予地区 川之江高、三島高、土居高、新居浜西高、新居浜東高、新居浜南高、西条高、小松高、丹原高、今治西高、今治北高、今治南高、今治明徳高 矢田分校南予地区 宇和島東高、宇和島南中等教育学校、宇和高、八幡浜高、大洲高、帝京冨士高、内子高

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愛媛県の高校偏差値一覧

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  • 国・私立高校一覧
偏差値共学男子女子
76
75
74
73
72
71
70
69松山東(普通)
68
67
66今治西(普通)、松山南(普通・理数)
65
64八幡浜(普通)
63
62松山北(普通)
61新居浜西(普通)
60
59大洲(普通)
58宇和島東(普通・理数)
57西条(普通・国際文理)
56今治北(普通)、松山中央(普通)
55
54松山商業(商業・国際経済)
53今治北(商業・情報ビジネス)、八幡浜(商業)
52松山工業(建築)
51松山工業(情報電子)、松山商業(流通経済・情報ビジネス)、宇和島東(商業)、南宇和(普通)
50松山工業(機械)、伊予(普通)、宇和島東(情報ビジネス)
49三島(普通)、新居浜東(普通)、松山工業(電子機械・電気・工業化学)
48松山工業(繊維)
47松山工業(土木)、東温(普通)
46大洲(商業)
45川之江(普通)、丹原(普通)
44今治南(普通)、伊予農業(生物工学・園芸流通・食品化学・生活科学・環境開発・特用林産)
43今治工業(情報技術)、松山南/砥部(デザイン)、東温(商業)
42西条(商業)、小松(普通)、今治工業(電気)
41新居浜南(総合)、新居浜工業(電子機械・電気・情報電子)、小松(ライフデザイン)、今治工業(機械造船・環境化学・繊維デザイン)、内子(普通)
40今治北/大三島(普通)、今治南(園芸クリエイ)、宇和(普通・生物工学)、宇和島水産(水産食品・水産増殖・海洋技術)、小田(普通)、大洲農業(生産科学・食品デザイン)、上浮穴(普通)、上浮穴(森林環境)、川之石(総合)、北宇和(生産食品)、北宇和(普通)、西条農業(環境工学)、西条農業(食農科学・生活デザイン)、津島(普通)、東予(電気システム)、東予(機械・建設工学)、土居(普通)、長浜(普通)、新居浜工業(機械・環境化学・商業・情報ビジネス)、野村(普通)、伯方(普通)、野村(畜産)、北条(総合)、松山北/中島(普通)、三島(商業)、三瓶(普通)、三崎(普通)、三間(普通・農業機械)、南宇和(農業)、八幡浜工業(機械土木・電気技術)、弓削(普通)、吉田(機械建設工学・電気電子)、吉田(普通)、
39
38
37
36
35
34
33
32
偏差値共学男子女子
76
75愛光(普通)
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64新田(普/S特進)
63
62
61愛媛大学附属(総合)、新居浜工業高専(機械工学・電気情報工学・電子制御工学・生物応用化学・環境材料工学)
60
59
58今治明徳/矢田(普通)、済美(普/特進E・普/特進国際)、帝京富士(普通)
57
56
55新田(普/特進)
54
53
52
51弓削商船高専(商船学・電子機械工学・情報工学)、済美(普/特進S)、松山聖陵(普/特進)
50
49聖カタリナ学園(普/特進A)
48済美(普/特進スポーツ・普/情報・商業・普/食物科学)聖カタリナ学園(看護)
47
46帝京第五(普通・看護)
45帝京第五(総合)、新田(普/総合進学)
44聖カタリナ学園(普/スポーツ、普/ベーシック)済美(普/総合進学)、松山東雲(普/特進)
43松山東雲(普/進学)
42済美(美術)、松山城南(看護)
41新田(工業技術)
40今治精華(普通Ⅰ)、今治精華(調理)、今治明徳(普通)、聖カタリナ学園(総合)、松山城南(普通・調理・商業・福祉)、松山聖陵(普/進学・普/スポーツ)、松山聖陵(普/情報・建築)松山聖陵(自動車工学)、松山聖陵(機械)
39
38
37
36
35
34
33
32

(トライ教育情報センター調べ)

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