徳島県の中学受験情報

文理中学校の受験問題は基本的に一般的な公立小学校の内容を大きく超えたものとなっているため、学校とは別に受験勉強が必要となります。基礎や応用は当然ですが、特殊算を利用した問題や、中学知識があった方が解きやすい問題など発展的な問題が出題されるため、過去問を準備し一度解いた上で足りない知識を補いましょう。

基本的には内部からの進学者が多く、内部受験となります。
附属小学校で学んだ事を基本に満遍なく8割以上の点数を取れるように勉強をしておきましょう。合格のボーダーと言う観点では8割に届かない場合でも合格することはありますが、中学校に進学した際に授業についていけなくなることもありますので、8割以上を一つの目安にしてください。

徳島県立中（城ノ内中、富岡東中、川島中）入試では、「適性検査」の成績、調査書、面接の結果を資料として、志願者の意欲や適性等を総合的に判定し，入学予定者が選抜されます。
適性検査は自己の考えや意見を表現する力や、課題を発見・追究し、解決する力など、小学校教育において身につけた多様な力を見るためのもので、検査Ⅰと検査Ⅱで構成されます。

■配点
適性検査：300点満点（検査Ⅰ／100点満点，検査Ⅱ／200点満点）
調査書：109点満点
①「各教科の学習の記録」の各教科について，第5学年及び第6学年の評定値合計を1.5倍して81点満点
②「特別活動の記録」及び「行動の記録」の○印を1つ1点として28点満点

全教科を満遍なく苦手な分野を作らないようにし、基本的な事から少し応用的な所までの問題が解けるようにしておくと合格する可能性が上がります。また、小学校での内申点をしっかりと取っておくことで、有利に受験を進めることができます。