中学受験情報

コロナ禍の中でも人気が高まり続ける中学受験。大学の進学実績が多数ある学校、大学の附属校、英語や理数教育に力を入れている学校、勉強だけでなく留学やイベント等が盛んな学校など、学校ごとに様々な特色があります。数ある中学校の中からお子さまにぴったりの学校をどのように選ぶべきか。入試を突破するためにどのように気を付けなければならないのかなど、受験を成功させるために押さえておくべきポイントをご紹介します。

中学受験概況

近年の中学受験の人気傾向はコロナ禍の中でも依然として続いています。特に首都圏では2022年度入試において、過去最高の受験者数となりました。
2020年度教育改革による大学入学共通テストの導入や、より思考力・判断力・表現力が求められる大学入試制度への不安を背景に、中高一貫校人気は依然続いています。またコロナ禍においてもオンライン教育などにいち早く対応できた私立学校への信頼の高まり、教育のグローバル化を踏まえた留学制度・語学教育など、様々な特色ある教育を行っている学校への人気が高まっています。

ここがポイント

少子化・コロナ禍の中でも中学受験人気は依然として高まり続けている

2020年教育改革に伴って大学受験で求められる力が大きく変化

新しい教育や、教育のグローバル化への対応をいち早く行える私立大学への人気

多様な受験ニーズに応えるため、最難関校~中堅校に至るまで、従来型の算数・国語・理科・社会の学習だけではなくさまざまな入試方式を実施する学校が増えてきています。

最難関校では基本的に従来通りの4教科入試を実施していますが、出題される問題は暗記力・処理力を問うものだけでなく、試行錯誤を求める思考力型の入試にシフトするなど、出題方針の変化が見られます。
首都圏や関西では英語科目の導入や適性検査型の入試、大学入試の総合型選抜(従来のAO入試)のような形式の自己推薦型入試など、様々な入試形式が増えてきています。

算数が得意な生徒や受験勉強を始めたのが遅かった生徒など、さまざまな状況に合わせて受験できるようになっていますので、従来型の4教科入試だけでなく、他の選択肢も視野に入れ、中学入試を優位に進めましょう。

ここがポイント

従来型の入試だけでなく、様々な入試形式が増えてきている
お子さまの得意・不得意や、特性を活かした入試形式を選ぶことが重要

最難関校では基本的に4教科入試を実施しているが、出題傾向に変化あり

英語入試や数学1教科入試、自己推薦型入試など、新しい形式の入試が増加

トライ式 中学受験FAQ

これから中学受験を検討したい方も、すでに受験勉強を始めている方も、
基本をしっかりおさえて、受験に取り組みましょう。

学校で習うことを完璧にすれば受験は受かる?

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私立中受験でも、公立中受験でも、学校の勉強とは別にしっかり対策をすることが必要です。入試で出題される問題は学校で習う内容よりはるかにレベルが高いからです。
例えば私立中の算数では、「旅人算」「流水算」「仕事算」といった、通常小学校で習わないテクニックが要求される「特殊算」という問題が出題されます。また公立中高一貫校の入試では、求められる知識は学校と同レベルであるものの、知識を活用して初見の問題を解答へ導くトレーニングが必須です。中学受験の決心がついたタイミングで、早めに対策を始めるようにしましょう。

学年ごとに注意しないといけないことは?

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  • 小学1年〜3年 基礎の習得&学習習慣づけ
    小学校低学年の時期は、難しい問題にチャレンジすることよりも、学校で習う単元を着実に定着することと、学習習慣の定着が大切です。「学ぶことが楽しい」と思えるように、学習環境を整えてあげましょう。
  • 小学4年~5年 重要単元の習得&解答力養成
    中学受験で必要となる基礎単元を着実に定着させることが目標。問題をみて解法がすぐに思い浮かぶようにしましょう。解答に至るまでのプロセスを人に説明できるようになっているとベストです。
  • 小学6年 弱点克服&志望校別対策
    志望校の入試傾向をもとに、どの分野にどのぐらいの時間を割くべきか、戦略的に学習を進めていきましょう。苦手単元は早めに克服を。毎月のように受験することになる模試の見直しが実力アップのカギとなります。

私立中・高と公立中高一貫校、何が違う?

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中学受験といえば「私立」をイメージする方もいるかもしれませんが、近年公立の中高一貫校の人気も高まっています。違いを正しく理解して、志望校選びに役立ててください。

私立中公立中高一貫校
入試
科目
国語・算数・理科・社会(・英語)
他、様々な入試形式
適正試験
入試
特徴
算数の特殊算など小学校の授業では扱われない独自の問題が出題される。出題内容や問題形式は学校ごとに大きく異なるため、志望校に合わせた対策が必須。知識だけでなく、高い思考力を求める学校も多い。国語・算数といった科目形式ではなく、分野横断型の入試が課されるのが特徴。世の中の様子や出来事と、学んだ知識を紐づけながら解く必要がある。記述型の問題が出題されることが多く、文章表現力が問われる。
  • 1 文部科学省「学校基本調査」を参照
  • 2 文部科学省「高等学校教育の改革に関する推進状況について」を参照

志望校選びのコツは?

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数ある学校の中から、お子さまにぴったりの学校を探すことは大変です。志望校を選ぶ上で押さえておくべき5つの観点を紹介します。

  • 1 カリキュラム

    英語教育やICT教育、キャリア教育など、学校がPRしているカリキュラム

  • 2 学校の雰囲気

    自由を重んじる学校か、規律を大事にする学校か。文化祭や説明会に足を運ぶのもおすすめ

  • 3 進学実績

    一般受験の実績に加え、指定校推薦や内部進学の枠がどれだけあるか

  • 4 進学実績

    志望校を卒業した先輩方がどのような高校に進学しているかなど

  • 5 入試難易度

    偏差値情報をチェック。模試によって偏差値は大きく異なるため要注意

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